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- タイトル別名
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- The Importance of the Correction of Precipitation Measurements on the Tibetan Plateau
- The Importance of the Correction of Pre
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抄録
モンスーン期のチベット高原では, 観測地点の標高及び気温状況に応じて, 降雪と降雨が混在してもたらされる. 従って, 雨雪判別を加味した地点降水量の補正を行わないと, 正確な降水量分布が求まらない可能性がある. 本研究ではタングラ流域5地点で観測された降水量の補正を行い, いくつかの段階での補正の効果と得られた降水量分布の特性を考察した. その結果, 降雪に伴う補足率の補正の影響が最も大きく, 最終的に地点平均で1.38倍の降水量増加が見込まれた. 南部で標高の高い地点ほど降水量が増加する傾向が認められた. さらに付近の中国気象官署2地点での過去3年分の降水量を同様の方法で補正した結果, 補正による増加の割合は年変化をし, モンスーン期中には1.2倍程度とほぼ一定値を示す一方, プレモンスーン期や冬期には1.5倍以上の値を示す月が存在した. 高原上では再循環する水の割合が大きいことが予想されるため, 補正による降水量増加分はそのまま蒸発量(潜熱)の増加につながる事が示唆される.
収録刊行物
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- 気象集誌. 第2輯
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気象集誌. 第2輯 74 (2), 211-220, 1996
公益社団法人 日本気象学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681481234432
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- NII論文ID
- 110001807400
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- NII書誌ID
- AN00317933
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- ISSN
- 21869057
- 00261165
- http://id.crossref.org/issn/00261165
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- NDL書誌ID
- 3946191
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- NDL-Digital
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可