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- 大井 洋
- 筑波大学 生命環境科学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Technology for Total Chlorine-free Bleaching of Kraft Pulp
- カンゼン ヒエンソケイ ニ ヨル パルプ ヒョウハク ギジュツ
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抄録
広葉樹酸素漂白クラフトパルプ(LOKP)の完全非塩素系(TCF)漂白のための酸処理技術について概説する。パルプ中のヘキセンウロン酸(HexA)の約70%を除去するためには,pH3,105℃で1時間の処理が必要である。このような酸(A)処理の後に,オゾン(Z)漂白,アルカリ抽出(E)処理,過酸化水素漂白(P)を組み合わせると。最終白色度が85%ISOのパルプ(パルプ粘度15cP程度)が得られる。このA―Z―E―P漂白シーケンスで得られた最終パルプにはHexAはごくわずかしか含まれない。白色度安定性は,塩素系漂白パルプのものよりもすぐれている。<BR>また,北欧で実施されている針葉樹OKPのTCF漂白の調査結果について概説する。さらに,比較としてECF漂白を取り上げ,ダイオキシン類が生成しないことを証明した報告例を紹介するとともに,TCF漂白との環境インパクト要因を比較する。
収録刊行物
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- 紙パ技協誌
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紙パ技協誌 60 (11), 1659-1663, 2006
紙パルプ技術協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681491450880
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- NII論文ID
- 10018356199
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- NII書誌ID
- AN00379952
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD28Xht1ersLfO
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- ISSN
- 18811000
- 0022815X
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- NDL書誌ID
- 8565320
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可