最新の表面処理薬品の動向―製紙用表面サイズ剤ポリマロンE100シリーズについて―
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- 原口 剛士
- 荒川化学工業株式会社 製紙薬品事業部
書誌事項
- タイトル別名
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- Recent Trend of Paper Chemicals for Surface Treatment-Surface Sizing Agent Polymaron-E 100 Series-
- -Surface Sizing Agent Polymaron-E100 Series-
- ―製紙用表面サイズ剤ポリマロンE100シリーズについて―
説明
近年,製紙業界では資源保護や環境に対する関心が高まり古紙の増配が進んでいる。また,コストダウンに向け抄紙機,塗工機も高速化されており,内添薬品の歩留まり低下,表面薬品の操業性悪化など製紙用薬品が有効に作用するには厳しい状況となっている。<BR>このような状況の中で,紙の表面特性を容易に向上することができる表面処理薬品による紙の高品質化,高機能化が注目されており,今回,最新の表面処理剤の動向ならびに当社の表面処理剤ポリマロンE100シリーズの概要について説明する。<BR>表面サイズ剤ポリマロンE100シリーズは,従来の表面サイズ剤と対比して良好なサイズ効果を発揮し,特に,中性紙に塗工した場合に高いサイズ効果,良好なペン書き適性,インクジェット適性を示す。また,操業時に問題となる発泡性も小さく,機械的安定性にも優れている。
収録刊行物
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- 紙パ技協誌
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紙パ技協誌 60 (2), 156-163, 2006
紙パルプ技術協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681491939840
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- NII論文ID
- 130004492368
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD28XhvVGgtbw%3D
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- ISSN
- 18811000
- 0022815X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可