窓貼り日射調整フィルム

DOI
  • 鈴木 康一
    リンテック株式会社 産業工材事業部門建装材営業部

書誌事項

タイトル別名
  • Solar Control Film
  • -Energy Efficiency Measures of Window Aperture-
  • ―ガラス開口部における省エネ対策―

抄録

近年の地球温暖化により,温室効果ガス削減は重要な課題となっている。<BR>2008年改正省エネ法の施行により,工場・事業所単位から企業単位となり,コンビニエンスストア等のフランチャイズチェーンも特定連鎖化事業者として規制対象となるなど,年平均1%以上の削減が求められている。<BR>省エネルギー化として,空調設備の更新,照明のLED化,太陽光発電設備等の導入などを実施しているものの,既存建物のガラス開口部における省エネルギー化は進んでいないのが現状である。<BR>窓ガラスに貼り付けることで,太陽日射熱を遮断し,省エネルギー,CO2削減が可能となる日射調整フィルムの施工は,効果も高い上,ほかの工事に比べ初期費用が低減でき,工期も短くすることが可能である。太陽日射熱を35~85%も遮断するので,冷房効率を向上させることが可能である。<BR>本報では,窓貼り日射調整フィルムの性能と特徴について詳しく説明する。

収録刊行物

  • 紙パ技協誌

    紙パ技協誌 66 (6), 577-580, 2012

    紙パルプ技術協会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681495847424
  • NII論文ID
    130004493002
  • DOI
    10.2524/jtappij.66.577
  • ISSN
    18811000
    0022815X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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