コントロールルームソリューションにおける革新

  • 石橋 健二
    ハネウェルジャパン株式会社 エネルギー&ケミカル営業部

書誌事項

タイトル別名
  • The Control Room of the Future
  • コントロールルームソリューション ニ オケル カクシン

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抄録

ハネウェル社は1970年代よりDCSを開発/販売し,最新の技術で今もなおコントロール業界を牽引している。皆様の中には「TDC(S)2000,TDC(S)3000LCN」というDCSの名称を耳にしたことがある方も沢山いることと思うが,Experion PKS(Experion Process knowledge System)というと,知らないな?という方も多いのではないだろうか。<BR>Experion PKSシステムとは,過去の「TDC(S)2000,TDC(S)3000LCN」を包含した形の完全なシステム統合を可能とし,さらに新しい情報系ネットワークを構築し,QCSや高度制御,情報システム,運転支援システム,安全計装システムと簡単に接続し,時代に応じた最新の技術とコラボレーションを行っている。上記のように,システムの技術革新とともに,DCSでの運転形態も大きく変化しており,さらなる革新が行われている。<BR>本稿ではDCSとコントロールルームソリューションの革新について述べる。<BR>具体的には,基本コンセプト「Operation Environment(運転環境)」,「Operation Awareness(運転状況の把握)」,「Control Efficiency(制御の効率化)」を中心に紹介していく。

収録刊行物

  • 紙パ技協誌

    紙パ技協誌 69 (3), 281-285, 2015

    紙パルプ技術協会

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