新エネルギーボイラーの操業経験

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タイトル別名
  • Operational Experiences on New Waste Fuel Boiler
  • シン エネルギー ボイラー ノ ソウギョウ ケイケン

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説明

白老事業所は,北海道の南側,苫小牧市から30km,室蘭市から37kmとほぼ中央の白老町に位置しており,敷生川の豊かな水源に恵まれている。年間42万tの生産能力で大型抄紙機3台と塗工機1台を保有し,印刷用紙の東日本のメイン工場となっている。日本製紙グループでは2010年度までに製品当り化石エネルギー原単位を1990年度比20%削減し,化石エネルギー起源CO2排出原単位を1990年度比16%削減することに取り組んでいる。その一環として2003年~2009年まで合計11工場で新エネルギー,バイオマスボイラーの発電設備を導入してきた。白老事業所においては,重油への依存度が高く,また効率の低いストーカー焚きボイラーで運用していたので,2008年に新エネルギーボイラーを導入した。白老についてはグループ全体で8番目に設置されたものである。今回は新エネルギーボイラーの概要と試運転以降の操業経験について報告する。

収録刊行物

  • 紙パ技協誌

    紙パ技協誌 65 (4), 335-339, 2011

    紙パルプ技術協会

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