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- 山崎 光洋
- ABB株式会社 プロセスオートメーション事業本部 紙パルプグループ
書誌事項
- タイトル別名
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- Standardized and Automated Paper Quality Testing for Process Optimization and Control
- プロセス最適化と制御のための規格に準拠した全自動紙質試験 : ローレンツェンアンドベットレー オートラインと実例
- プロセス サイテキ カ ト セイギョ ノ タメ ノ キカク ニ ジュンキョ シタ ゼン ジドウ シシツ シケン : ローレンツェン アンド ベットレー オートライン ト ジツレイ
- ―ローレンツェンアンドベットレー オートラインと実例―
- -L&W Autoline-Case Studies-
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説明
成熟した製造には,それがどのようなものでも,競争力の維持に持続的な改善が要求される。今日では以前に増してこのことがより重要になっている。コスト削減と効率改善の探求が常に議題となる。パルプ・製紙業界では,定められた品質内の製品を可能な限り低コストで製造するのが目標であり,品質試験とプロセス管理がその目標を達成する1つの方法である。<br>L&W(ローレンツェンアンドベットレー)オートライン400は,多くの製紙工場で生産制御に必要不可欠となっている全自動紙質試験システムである。全自動紙質試験システムを導入する主なメリットは,人員削減よりも,ラボ試験をプロセスラインのそばに移して統合することで,品質制御と生産効率の両方を改善できるという点にある。さらに,規格に準拠することで,別試験機の結果との比較も容易となる。<br>プロセスラインに統合したリアルタイムの品質管理データにより,経時変化するプロセスを監視・制御し,目標品質を維持することができる。リアルタイムデータにより,プロセスのどこで品質変化が起こり,何が何に影響するのかを知ることができるのである。<br>本稿では,世界中で400を超える実績から得られたノウハウと共に,L&Wオートラインの設計コンセプトと機能を紹介し,Seven Hills Paperboard,Lynchburg工場殿のコスト削減事例,Nippon Paper Industries殿他L&Wオートラインのお客様からいただいたコメントを報告する。
収録刊行物
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- 紙パ技協誌
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紙パ技協誌 70 (2), 157-161, 2016
紙パルプ技術協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681497290240
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- NII論文ID
- 130005148657
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- NII書誌ID
- AN00379952
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- ISSN
- 18811000
- 0022815X
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- NDL書誌ID
- 027080907
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可