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- 黒須 一博
- 日本製紙株式会社 総合研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Producing Polysulfide by Electrolysis of White Liquor, Development and Integration with Kraft Pulping Process
- ハクエキ デンカイ ポリサルファイド ジョウカイホウ カイハツ ト ジツヨウカ
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説明
白液の電解酸化によるポリサルファイド(PS)製造技術,および蒸解工程をはじめとするクラフトパルプ(KP)プロセスへの,この技術の統合によりもたらされる効果について述べる。<br>本技術は電解槽を用い,陽極において白液を電解酸化することで高濃度のPSを極めて高効率に生成し,また陰極において苛性ソーダや水素が得られる。この技術を白液の分割添加を基本とする修正蒸解と組み合わせることで,理想的な蒸解が成立して高い収率向上効果が発現する。また得られる苛性ソーダを酸素脱リグニン工程などのアルカリ源として利用することで,非常に完成度の高いKPプロセスが実現する。<br>「白液」の「電解」は非常にユニークな技術であり完成には長い年月を要したが,我々は2012年にこのプロセスの実用化に成功し,それと共に,それまでラボレベルでの確認に留まっていた高いパルプ収率向上効果などが実操業で確認されてきている。本稿では以上に加え,技術的な課題への取り組みや開発の経緯についても紹介する。
収録刊行物
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- 紙パ技協誌
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紙パ技協誌 69 (8), 809-814, 2015
紙パルプ技術協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681497451776
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- NII論文ID
- 130005105633
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- NII書誌ID
- AN00379952
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- ISSN
- 18811000
- 0022815X
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- NDL書誌ID
- 026636239
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可