3次元流動複屈折法による物質関数の測定理論

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  • 3ジゲン リュウドウフククッセツホウ ニ ヨル ブッシツ カンスウ ノ ソクテイ リロン

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本研究の目的は光弾性法を高分子溶融体の流れに適用し, 2個の法線応力差を等傾線を必要とせずに測定する理論を確立することである。ブリュースターの法則が2次楕円体の主値に対しても成立すると仮定し, Mindlinによって誘導された3次元媒体についての光学方程式を応力と結びつけた。せん断応力の分布がわかっていること, および3個の物質関数, つまり, 第一種法線応力差, 第二種法線応力差, およびせん断応力のおのおのがせん断速度のみの関数であるという特性が解析の途中で重要な役割を果たした。解析の結果, 2個の法線応力差は位相差とせん断応力との関係を測定することにより求められることが判明した。

Journal

  • Kobunshi Kagaku

    Kobunshi Kagaku 29 (330), 686-689, 1972

    The Society of Polymer Science, Japan

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