2-メチル-1, 3, 4-オキサジアゾリン-5-オンの開環重合によるポリマー合成

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  • 2-メチル-1 , 3 , 4-オキサジアゾリン-5-オン ノ カイカン ジュウゴウ ニ ヨル ポリマー ゴウセイ

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第三アミン類のような塩基, あるいはルイス酸を触媒として2-メチル-1, 3, 4-オキサジアゾリン-5-オンの開環重合を行ない, 新しい型のポリマーを合成した。ポリマー収率は分子量は小さいがアミン類の塩基性度が大きくなるにつれて増加した。また好収率にポリマーを得るには高濃度の触媒が必要であることがわかった。得られたポリマーの構造は元素分析, IR, NMRスペクトルで検討した。ポリマーは白色粉末でジメチルホルムアミド, ジメチルスルホキシド, 水に溶解するが, アルコール, アセトンベンゼンなどの一般の溶媒には不溶である。また重合機構を考察した。四塩化チタンと2-メチル-1, 3, 4-オキサジアゾリン-5-オンとの1: 1コンプレックスを単離した。

Journal

  • Kobunshi Kagaku

    Kobunshi Kagaku 30 (339), 400-404, 1973

    The Society of Polymer Science, Japan

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