ポリメタクリロニトリルのモデル化合物メソおよびラセミ2, 4-ジシアノ-2, 4-ジメチルペンタンの<SUP>13</SUP>C化学シフトの理論的研究

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  • ポリメタクリロニトリル ノ モデル カゴウブツ メソ オヨビ ラセミ 2 , 4-ジシアノ-2 , 4 ジメチルペンタン ノ 13C カガク シフト ノ リロンテキ ケンキュウ

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ポリメタクリロニトリル (PMAN) のモデル化合物としてメソおよびラセミ2, 4-ジシアノ-2, 4-ジメチルペンタンの13C化学シフトを, Popleの理論を用いてCNDO/2法により計算した。各炭素原子の化学シフトの順序は低磁場からCN, CH2, _??_, CH3の順序で, またCH2炭素の場合メソはラセミより高磁場, CH3はラセミがメソより高磁場に現われ, この結果はPMANの実測の順序と一致する。またCNDO/2法による全エネルギーの計算からメソのコンホメーションとして41が, ラセミとしてはTTがより安定であることがわかった。

Journal

  • Kobunshi Kagaku

    Kobunshi Kagaku 30 (342), 604-608, 1973

    The Society of Polymer Science, Japan

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