書誌事項
- タイトル別名
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- Reinforcement Effect of Composite Material Caused by Adding a Small Amount of VGCF Cabon Nanofiber
- ビリョウ ノ カーボンナノファイバー VGCF テンカ ニ ヨル ジュシ ザイリョウ ノ ホキョウ コウカ
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抄録
気相法カーボンナノファイバー (VGCF) の種々の樹脂への補強効果を検討した. その結果, 結晶性ポリマーであるナイロン6 (NY6) はVGCFの添加量がわずか0.1wt%で弾性率が1.5倍, 降伏応力が1.6倍になった. またポリプロピレン (PP) やポリエチレンテレフタレート (PET) でも補強効果が見られた. 一方, 非晶性ポリマーであるポリスチレン (PS), ポリカーボネート (PC) では微量のVGCFを添加しても補強効果は見られなかった. VGCFの樹脂への補強メカニズムを探るための最適な複合則について検討した結果, VGCFの弾性率が500GPaと仮定すると繊維/マトリックス直列モデル相とマトリックス単独相からなる並列モデルが最も実験結果とよく一致した. この結果は今後のVGCF強化複合材料の設計に非常に重要である. またVGCFの分散性を降伏応力から評価したところ, 超音波分散とメカニカル混合の組合せが一番よかった.
収録刊行物
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- 高分子論文集
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高分子論文集 63 (9), 593-600, 2006
公益社団法人 高分子学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681500155136
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- NII論文ID
- 10018244313
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- NII書誌ID
- AN00085011
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- ISSN
- 18815685
- 03862186
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- NDL書誌ID
- 8518662
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可