GPCによるゴム状高分子の枝分れ度定量について

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  • GPC ニ ヨル ゴムジョウ コウブンシ ノ エダワカレ ド テイリョウ ニ ツイテ

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GPCと固有粘度の測定から, ゴム状高分子の平均分子量や枝分れ度を求める際に生じた二, 三の問題について検討した。<BR>普遍変換曲線の高分子量側が試料の分布の広さのため不正確であることと, これに対する修正を実験的に試みた。<BR>また粘度式の不正確さと補正や修正の不十分さを補うために標準試料のGPCと固有粘度の測定から粘度式を求めるプログラムをつくり, この結果を次の枝分れ度の計算に用いた。<BR>枝分れ度を求めるプログラムにブロードニング効果の補正を取り入れ, これによって分別物の枝分れ度定量の例を示した。結果はほぼ満足すべきものであったが, 精度的にまだ不十分であることなどの考察を行なった。

Journal

  • Kobunshi Kagaku

    Kobunshi Kagaku 29 (326), 367-372, 1972

    The Society of Polymer Science, Japan

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