アクリルアミドの重合の動力学

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  • アクリルアミド ノ ジュウゴウ ノ ドウリキガク

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メタ過ヨウ素酸ナトリウムによるアクリルアミドの水溶液重合の動力学について検討した。前報までに得られた実験事実ならびに知見をもとにして, 重合の素反応を組み立てた。メタ過ヨウ素酸ナトリウムの1個の1価アニオンとアクリルアミド1分子とによるコンプレックスの形成とその分解により重合が開始され, ポリマーラジカル相互の反応によって重合が停止されるとして, 動力学的計算を行なった。得られた動力学関係式を第1報の実験事実の解析に適用し, 動力学的取扱いがほぼ妥当であることを認めた。アクリルアミドのモノマーへの連鎖移動定数は40℃, pH5.4において, 5.8×10-4であった。

Journal

  • Kobunshi Kagaku

    Kobunshi Kagaku 29 (324), 233-236, 1972

    The Society of Polymer Science, Japan

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