ポリエチレングリコールと溶質間における相互作用のガスクロマトグラフィーによる研究

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タイトル別名
  • ポリエチレングリコール ト ヨウシツ カン ニ オケル ソウゴ サヨウ ノ ガス クロマトグラフィー ニ ヨル ケンキュウ

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説明

ラフィーを測定し, カラム効率のよい操作条件を検索した。さらに活量係数を求めポリマーと溶質間における相互作用を検討した。比保持容量の温度変化の実験から, カラム温度約60℃で分子量の大きなポリエチレングリコール (PEG) の一次転移点が観測された。モル分率活量係数はPEGの分子量に大きく依存するが, 重量分率活量係数は分子量1,160以上で一定の値を示す傾向が認められた。容積分率活量係数からFloryの自由エネルギーパラメータχ1を求めた。またχ1の温度変化からχH1SH) を算出し, 一方, Hildebrandeの方法を用いてXHをポリマーと溶媒の溶解度パラメータから計算し実測値と比較検討した。

収録刊行物

  • 高分子論文集

    高分子論文集 31 (7), 420-426, 1974

    公益社団法人 高分子学会

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