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- 登阪 雅聡
- 京都大学化学研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Strain-Induced Crystallization of Cross-Linked Rubber
- カケハシ ゴム ノ シンチョウ ケッショウカ
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抄録
架橋ゴムの伸長結晶化は,力学特性や強度を大きく左右する.これまでに,伸長結晶化に関する熱力学的平衡の理論が提案されている.しかし,これらの理論から予測される架橋密度の効果は,実験事実と整合していなかった.近年の放射光を用いた実験では,時間的・空間的に分解能の高い結果を得ることができる.伸長結晶化の時定数が見積もられ,結晶化速度とひずみの関係について定量的な議論が可能となった.同時に,架橋ゴムを定長保持した際の応力緩和は,伸長結晶化が主な要因であることも明らかとなった.こうした新しい実験結果にも,やはり理論との不一致が見られた.実験的に得られた伸長結晶化の挙動を説明するためには,ネットワーク構造の不均一性を考慮した取扱いが必要である.またこれらの研究によって,伸長結晶化による補強効果をより詳細に理解することが可能となりつつある.
収録刊行物
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- 高分子論文集
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高分子論文集 71 (11), 493-500, 2014
公益社団法人 高分子学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681503204608
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- NII論文ID
- 130004705548
- 40020274722
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- NII書誌ID
- AN00085011
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- ISSN
- 18815685
- 03862186
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- NDL書誌ID
- 025931251
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可