膜構造屋根散水システムの熱的効果に関する研究

石川 幸雄

doi:10.18948/shase.16.47_39

書誌事項

タイトル別名

Thermal Effect of Evaporative Cooling by Spraying Water on Membrane-structured Roof
マクコウゾウヤネサンスイシステムノネツテキコウカニカンスル

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説明

広島県に建つ膜構造体育館では,自然環境との共生を重視する学校方針を具現化し,自然エネルギーを利用したパッシブクーリングの手法として膜屋根散水システムを計画・実施した.膜屋根面に散水を行い,水分の蒸発冷却効果により体育館内部の自然冷房を行うものである.本研究では,まず,膜屋根散水システムの概要とその熱的効果に関する実測結果を示し,膜面散水による蒸発冷却によって体育館内部の自然冷房効果が顕著であること,さらに,一重膜屋根の採光・日射透過特性に関する実測結果を示した.次に,蒸発冷却効果の理論解析を行い,実測結果と比較照合したうえで,シミュレーションにより夏季期間の自然冷房効果を予測・評価した結果を示した.

収録刊行物

空気調和・衛生工学会論文集

空気調和・衛生工学会論文集 16 (47), 39-50, 1991

公益社団法人空気調和・衛生工学会

キーワード

詳細情報詳細情報について

CRID: 1390282681521152128

NII論文ID: 110007996041; 10021903048

NII書誌ID: AN00065706

DOI: 10.18948/shase.16.47_39

ISSN: 24240486; 0385275X

NDL書誌ID: 3742056

Web Site: http://id.ndl.go.jp/bib/3742056; https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I3742056

本文言語コード: ja

データソース種別

JaLC
NDLサーチ
CiNii Articles

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