事業継続からみた建築・設備のリスク評価手法に関する研究 : 第2報-定量化ロジックによるリスク評価手法を用いたモデルビルへの適用

書誌事項

タイトル別名
  • Study on the Risk Evaluation Technique for Buildings/Facilities from the Standpoint of Business Continuity : Part 2-Application to Model Building through an Evaluation Technique using Fixed-quantity Logic
  • ジギョウ ケイゾク カラ ミタ ケンチク ・ セツビ ノ リスク ヒョウカ シュホウ ニ カンスル ケンキュウ(ダイ2ホウ)テイリョウカ ロジック ニ ヨル リスク ヒョウカ シュホウ オ モチイタ モデルビル エ ノ テキヨウ

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抄録

本研究は、事業継続からみた建築・設備のリスク評価手法を検討することが目的である。そのため、事業経営が遭遇する多様な脅威に対して、できるだけ事業の実情に合ったリスク評価手法を検討するため、新たに事業リスクの定量的な評価方法に事業継続の概念を導入した。本論文では、第2報として、既報第1報で提案した定量化ロジックによるリスク評価手法によって、事業継続の観点で定量的なリスク評価が可能にし、個々の建築・設備や業務の実体に合った事業リスク評価と、それに基づく最適な具体的対策の選択が可能することで、モデルビルにおけるリスク評価手法の試行によって、システム機能と操業機能の復旧曲線の総合評価、事業損失の算定、最適対策案を検討のための目標復旧時間の設定、復旧時間短縮のための対策案の抽出、各対策案に対するコストの算出、複合対策の投資効率の算定といった一連の手順と、具体的な数値を算出した。

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