シミュレーションを利用した病院施設熱源設備の運用フォルト定量化と改修による省エネルギー効果予測

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タイトル別名
  • Energy-Saving Evaluation of Hospital Heat Source Equipment During Renovation and Operation by Using a Simulation Tool
  • シミュレーション オ リヨウ シタ ビョウイン シセツ ネツゲン セツビ ノ ウンヨウ フォルト テイリョウカ ト カイシュウ ニ ヨル ショウエネルギー コウカ ヨソク

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抄録

熱源設備の改修時における性能検証は,エネルギー使用の合理化を行う上で有効な手段となる。その際,改修前の運用フォルトや二次側負荷の実態,熱源機器劣化度等を把握することが非常に重要である。本研究では,実際に改修が行われるDHC規模の熱源設備を対象として,計測器の設置が十分でない中,シミュレーションを利用することでその不足を補完し,熱源機器の劣化度を特定して運用時における不具合を同定・定量化した。さらに改修後のエネルギー削減効果を定量的に評価するとともに,更なる改善の可能性として本熱源システムにおける二次側の送水往還温度差の改善がもたらす影響を分析した。

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