夏期屋外から入室後における採涼空間利用に関する研究 : 第1報-男性被験者に対する生理・心理効果の検証

書誌事項

タイトル別名
  • Effect of cool room after entering the room from outdoors in summer : Part1-Physiological and psychological effects of cool room on male subjects
  • カキ オクガイ カラ ニュウシツ ゴ ニ オケル サイリョウクウカン リヨウ ニ カンスル ケンキュウ(ダイ1ポウ)ダンセイ ヒケンシャ ニ タイスル セイリ ・ シンリ コウカ ノ ケンショウ

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説明

オフィスでは夏期の冷房設定温度28℃及びCOOL BIZが推奨されているが、28℃はやや暑く、屋外から入室した者は不満を生じやすい。そこでKunoは採涼空間の利用を提案した。採涼空間利用時の効果と適切な利用条件を検証するために3段階の被験者実験を行った。被験者は屋外空間に椅座安静状態で30分滞在した後、28℃の執務空間に10分(実験IIIは5分)滞在した。その後、24℃または26℃の採涼空間に所定の時間滞在し、再び28℃の執務空間に30分(実験IIIは60分)滞在した。本報では採涼空間利用時の発汗抑制効果等を示し、外気温33℃以上で24℃20分以上、外気温33℃以下で24℃5分の採涼空間滞在が適切であることを明らかにした。

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参考文献 (14)*注記

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