パッシブリズミング空調における快適性と省エネルギーに関する研究 : 第1報-パッシブリズミング空調が快適性に及ぼす影響に関する実験:夏期実験結果について

書誌事項

タイトル別名
  • Study on the Effects of the Passive Rhythming Air Conditioning System on Thermal Comfort and Energy Conservation : Part 1-Subjective Experiments of the Passive Rhythming Air Conditioning System on Thermal Comfort : Experimental Results in Summer Season
  • パッシブリズミング クウチョウ ニ オケル カイテキセイ ト ショウエネルギー

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抄録

省エネルギーと快適性の向上が両立する技術が求められている.本研究は,空調を一時的に停止することでパッシブな室温変化を生じさせる空調制御方式(パッシブリズミング空調と言う)を提案し,その快適性への影響と省エネルギー効果の検証を目的とするものである.本論文は,冷房期におけるパッシブ変動の体感影響に関する被験者実験の結果をまとめたものである.実験の結果,設定された基準温度(26℃)と変動パターン(停止15分・運転30分)においては,一般空調と変わらない快適さが確保できること,一般空調よりも高い快適性が期待できる条件が存在することなどが明らかになり,パッシブリズミング空調の実用の可能性が高いことが確かめられた.

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