低露点環境向けデシカント空調の制御に関する研究 : 第1報-数値計算による制御対象の定常・非定常特性の評価

書誌事項

タイトル別名
  • Study on Control of Desiccant Air-Conditioning System for Low-Humidity Environment : Part1-Basic Characteristics of Controlled System
  • テイロテン カンキョウ ムケ デシカント クウチョウ ノ セイギョ ニ カンスル ケンキュウ(ダイ1ポウ)スウチ ケイサン ニ ヨル セイギョ タイショウ ノ テイジョウ ・ ヒテイジョウ トクセイ ノ ヒョウカ

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抄録

本研究は,低露点環境向けデシカント空調を対象に給気露点温度制御を構築することが目的である。制御を検討するためにはまず,制御対象であるデシカント空調の基本特性を把握する必要がある。本論文では,デシカント空調の数理モデルを構築し,数値解析により制御対象の定常特性および非定常特性を評価する。制御量を給気露点温度,操作量をロータ回転数,再生外気取込量,再生温度,パージ風量,処理外気冷却温度の5つとして数値解析により特性を評価した。定常特性は操作量をパラメータとしたときの制御量の変化を,非定常特性は操作量をステップ上に変化させたときの制御量の挙動を評価した。その結果,例えばロータ回転数ではゲインが0になる点があるが応答は速いことなど,制御構築において必要となるそれぞれの操作量が制御量に与える影響を体系的に整理した。

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