可逆的化学反応サイクルによる蓄熱法 : 第3報-吸熱化学反応蓄熱過程における蓄熱物質内温度挙動と反応度検知への応用

書誌事項

タイトル別名
  • Heat Energy Storage based on Reversible Chemical Reactions : Part 3-Temperature Field in Reactant under Energy Storage Process and its Application for Detection to the Completion of the Reaction
  • 可逆的化学反応サイクルによる蓄熱法-3-吸熱化学反応蓄熱過程における蓄熱物質内温度挙動と反応度検知への応用
  • カギャクテキ カガク ハンノウ サイクル ニヨル チクネツホウ 3 キュウネツ

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説明

蓄熱方法には,従来からの物質の顕熱・潜熱を利用する方法のほかに,最近研究されている熱を化学エネルギに変換して蓄える方法がある.筆者らも,後者に属する方法の実用化を目指し,基礎的な研究を進めているが,この方法の特徴としては蓄熱時の物質温度が常温であるため,エネルギ変換時にその変換の程度を十分に把握しておくことが蓄熱量を知る上で重要であり,このための方法として蓄熱時の物質の重量変化を利用する方法がある.しかし,実用規模での同方法は実行上に問題がある.そこで本報では,重量変化の代わりに物質内の温度挙動からこれを推定する方法を提示,かつこの方法は十分に期待に答えるものであることを実験および理論計算などを通して明らかにされている.

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