原子力発電所の事故・故障事例に対する前兆事象評価研究の現状

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タイトル別名
  • Current Status of Accident Sequence Precursor Program for Operational Events at Nuclear Power Plants.

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説明

前兆事象(ASP)評価は,確率論的安全評価(PSA)手法を利用して,原子力発電プラントで発生した事故・故障事例の重要度を,炉心損傷事故に至る可能性の観点から,定量的に評価するための方法である。この評価は米国原子力規制委員会(NRC)において開発・利用されているが,近年では,PSA技術の進歩に伴って評価精度が向上したこと等により,事故・故障事例の分析・評価のみならず,PSA結果の妥当性検討等,多方面に利用されつつある。 <BR>本稿では,筆者が1年間NRCに滞在しASP評価に携わってきた経験を通して得た知見と,公開の文献情報を基に,ASP評価研究の経緯と技術的内容について解説する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681527291008
  • NII論文ID
    130003747333
  • DOI
    10.3327/jaesj.38.252
  • ISSN
    21865256
    00047120
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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