土壌へのセルロース添加によるトウガラシマイルドモットルウイルスの不活化促進
書誌事項
- タイトル別名
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- Inactivation of Pepper mild mottle virus in Soil Amended with Cellulose
- ドジョウ エ ノ セルロース テンカ ニ ヨル トウガラシマイルドモットルウイルス ノ フカツカ ソクシン
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抄録
トウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)の土壌中での不活化を促進する目的で,ピーマン感染根5mg g^<-1>を添加した土壌に種々の有機物20mg g^<-1>を添加し,25℃で培養した.8週間培養したのち,PMMoV活性をNicotiana glutinosaを用いた半葉法で比較した.その結果,セルロース添加によってのみPMMoVの不活化が促進され,その値は対照区より0.55〜0.99 (単位はウイルス密度の対数値)ほど低下した.さらに,セルロース添加効果のメカニズムについて検討したところ,土壌徹生物の働きが関与していること,根の分解は促進されないこと,及び,根の外の土壌中ではPMMoVの不活化はセルロース添加の影響を受けないことを認めた.これらの結果より,セルロース添加効果のメカニズムとして,根内での微生物活動によるPMMoVの不活化促進が可能性として考えられた.
収録刊行物
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- 日本土壌肥料学雑誌
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日本土壌肥料学雑誌 75 (6), 673-677, 2004
一般社団法人 日本土壌肥料学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681533341824
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- NII論文ID
- 110001755291
- 10031090433
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- NII書誌ID
- AN00195767
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- ISSN
- 24240583
- 00290610
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- NDL書誌ID
- 7178941
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可