ホウレンソウ水耕栽培時の培養液濃度および培養液組成変更による抗酸化活性の変化
書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of Changes in N and Cations Composition and Concentration on Antioxidant Activity of Spinach under Hydroponic Culture
- ホウレンソウ スイコウ サイバイジ ノ バイヨウエキ ノウド オヨビ バイヨウエキ ソセイ ヘンコウ ニ ヨル コウサンカ カッセイ ノ ヘンカ
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説明
ホウレンソウを水耕栽培し,培養液のカリウム濃度が収穫物の抗酸化物質含量および抗酸化活性の変動,抗酸化物質と抗酸化活性の関係に及ぼす影響を調査した.また,窒素および陽イオン(カリウム,カルシウム,マグネシウム)の濃度の影響についても調査した.1)ホウレンソウの湛液水耕栽培において,収穫10日前に園試処方を標準として,カリウム濃度のみ1/2や2倍濃度にした培養液に変更した場合,地上部生重や最大葉長などの生育量は影響を受けなかったが,カリウム濃度が高いと抗酸化活性が低下する傾向が見られ,またカリウム濃度が低いとアスコルビン酸含量が増加する傾向が見られた.2)収穫10日前に変更した培養液中の窒素,カリウム,カルシウム,マグネシウム濃度について園試処方の2/9倍もしくは2倍とした要因試験において,カリウム濃度と窒素濃度に交互効果が見られ,窒素高濃度の時にはカリウム低濃度で抗酸化活性が上昇した.
収録刊行物
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- 日本土壌肥料学雑誌
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日本土壌肥料学雑誌 77 (4), 423-427, 2006
一般社団法人 日本土壌肥料学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681534505600
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- NII論文ID
- 110006280074
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- NII書誌ID
- AN00195767
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- ISSN
- 24240583
- 00290610
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- NDL書誌ID
- 8059387
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
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- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可