テトラメチルチウラムジサルファイドの比色定量法

書誌事項

タイトル別名
  • テトラメチルチウラムジサルファイド ノ ヒショク テイリョウホウ

この論文をさがす

説明

1.Tetramethylthiuram disulfideの溶液に硫酸銅溶液とチオ硫酸ソーダ溶液とを加えると、呈色反応が速かに進行することを見出した。<BR>2.呈色液の色の保持期間に及ぼす因子を検討した。<BR>3.呈色液の性質について、この着色物質はコロイドではないと推定した。又分光光度計によつて吸収スペクトルを測定した。<BR>4.呈色液について、一定の条件下にBeerの法則が成立つことを認めた。<BR>5.この呈色反応を利用して光電比色計、又はDuboscq比色計によつてテトラメチルチウラムジサルファイドの微量を定量出来た。

収録刊行物

  • 日本ゴム協会誌

    日本ゴム協会誌 29 (7), 551-555, 1956

    一般社団法人 日本ゴム協会

参考文献 (3)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ