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- ユチュウ ニ オケル ニトリルゴム ノ ロウカ
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Abstract
ニトリルゴム加硫物はそのすぐれた耐油性によって潤滑油, 燃料油等と接触してガスケット, オイルシール, オーリング等として使用される場合が多い. 本実験は伸張状態のニトリルゴム加硫物が油中でどのような挙動を示すか, 油中における応力緩和試験と一般の油浸漬試験とから伺わんとしたものである.<br>ASTM No. 1油とNo. 3油で50~150°Cの温度範囲で応力緩和曲線をとり, 空気中のそれと対比させた結果, 比較的低温部では膨潤による伸張方向の長さの変化が緩和に影響するが, 高温部では, 油の存在により一次結合の切断反応が促進されるようである. 又試験後の試料の膨潤法による網目濃度の測定から, 油中では伸張することにより網目濃度の増大がみられた.
Journal
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- NIPPON GOMU KYOKAISHI
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NIPPON GOMU KYOKAISHI 31 (7), 527-532, 1958
THE SOCIRETY OF RUBBER SCIENCE AND TECHNOLOGYY, JAPAN
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681540115584
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- NII Article ID
- 130001270557
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- NII Book ID
- AN00269207
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- ISSN
- 18840442
- 0029022X
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- NDL BIB ID
- 10043088
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed