アルキルフェノールフォルマリン樹脂系粘着性賦与剤の研究

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  • アルキルフェノールフォルマリン ジュシケイ ネンチャクセイ フヨザイ ノ ケンキュウ

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ゴム製品製造工程には貼合わせ作業が大きな比重を占めているが, 特に合成ゴムを使用する際には, そのコンパウンドに如何にして粘着性を与えるかが問題となってくる. ゴムに粘着性を与える一方法として, 粘着性賦与剤を用いることが行われるが, この最も有名なものに Koresin がある. 吾々は, アルキルフェノールフォルマリン樹脂の粘着性賦与剤への利用を企図し, 田岡染料 (株) の協力を得て, A-39, B-8なる樹脂を得た. これは天然ゴム, SBR. ブチルゴム, N-タイプゴム等に等しく使用でき, その効果はKoresin に近い増粘着性作用を示した. この樹脂の使用方法としては, コンパウンド内部に混合して効果を挙げることと, スワブ用溶剤に加えて, タッキファイングセメントとしてゴム面に粘着性を与え, 接着力を向上することが考えられる. これらのことに関して行った試験結果について報告する.

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  • NIPPON GOMU KYOKAISHI

    NIPPON GOMU KYOKAISHI 31 (7), 519-526, 1958

    THE SOCIRETY OF RUBBER SCIENCE AND TECHNOLOGYY, JAPAN

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