書誌事項
- タイトル別名
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- Calcium and Magnesium in Sea Water and the Ratio of Calcium to Chlorinity as a Tracer of Water-masses
説明
海水のカルシウムおよびマグネシウム含量を測定した. 西部北太平洋において, 平均濃度は, 塩素量19.00‰の海水で, カルシウムについて0.4049g/kg, マグネシウムについて1.2684g/kgであった. また, カルシウム/塩素量比, マグネシウム/塩素量比の平均値は, 0.02131および0.06676であった. カルシウム/塩素量比は深さと共に増大するばかりでなく, 表面水でも水塊によって異なることがわかった. それゆえ, カルシウム/塩素量比は水塊のトレーサーとして使うことができる. そのような傾向はマグネシウム/塩素量比ではみられなかった.
収録刊行物
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- 日本海洋学会誌
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日本海洋学会誌 24 (4), 153-159, 1968
日本海洋学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681541304704
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- NII論文ID
- 130004053208
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- ISSN
- 21863113
- 00298131
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可