On the Problem of Future Replacement of Knudsen-Ekman's Equation of State of Seawater

  • GRASSHOFF Klaus
    Marine Chemistry Department, Institut fuer Meereskunde an der Universitaet Kiel

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Other Title
  • クヌッセン-エクマンの海水の状態方程式の改訂に関する提案
  • クヌッセンーエクマンの海水の状態方程式の改訂に関する考察〔英文〕
  • クヌッセン エクマン ノ カイスイ ノ ジョウタイ ホウテイシキ ノ カイテイ
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現在用いられている海水の密度は, 1900年代初期に行なわれたKNUDSENらの研究にもとついたものである. しかし, Coxらによる最近の研究によると, 塩分35%, 海洋の全温度領域で, KNUDSENらの海水の比容の測定結果には, 平均 (8.7±1.0) ×10-6cm3g-1の系統的なずれのあることが明らかになった. また, EKMANによる加圧下の比容の研究結果は, 600bar以上が外挿値であって, これも最新の研究結果とくらべると, 1,000barで, 塩分35%では, その差が (89±5) ×10-6cm3g-1に達することがわかった. そこで, 本パネルは, 比容の精度が, 塩分35%, 1barで3×10-6cm3g-1, 1,000barで5×10-6cm3g-1におさまり, 塩分33~37%の範囲で使用できる新らしい海水の状態方程式を準備中である. 1977年はじめに予定される次回会合で決定したいと考えているので, クヌッセン-エクマンの状態方程式を, 新らしい式で置きかえる点について, 本パネルは世界中の海洋学者からの意見を求めている.

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