Basic sea trial of underwater acoustic communication with using 32-QAM

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  • 32値直交位相振幅変調方式を用いた水中音響通信の実海域基礎実験
  • 32チ チョッコウ イソウ シンプク ヘンチョウ ホウシキ オ モチイタ スイチュウ オンキョウ ツウシン ノ ジツカイイキ キソ ジッケン

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画像等のデータを数百メートル離れて高速に水中音響通信するための基礎実験を行った。まず,広帯域伝送を行うため,中心周波数80kHz,帯域幅25kHzのコーン型指向性の送波器を試作した。この送波器を用いて水深1,300mの海域において,深度1,100mに受信機を吊下し,更に90m下に吊降ろした送信機から伝搬させた音響信号を記録した。変調方式に32値直交位相振幅変調を適用することにより,伝送速度100kbpsのデータ伝送に成功した。また,2チャンネル受信方式を適用することにより,シングルチャンネル時に比較して約3dBの性能改善が見られ,水中通信における有効性を示した。そして,23dB程度のSNRにおいて,ほぼ誤りのない通信が可能という結果を得た。

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