書誌事項
- タイトル別名
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- How many talkers can we hear out from multiple simultaneous voices?
- ドウジ フクスウ オンセイ ノ ブンサンテキ チョウシュ ニ オケル チカク ゲンカイ
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説明
同時に提示される複数音声のすべてを聞き取りの対象とする音源分離知覚(分散的聴取)についてその限界と限界の規定要因を研究した。実験では同時複数音声の後に,その中から無作為に選択する単独音声を提示し,参加者は単独音声が複数音声に含まれるか否かを回答した。実験の結果から単語(実験1)と文章(実験2)について話者数(3名から8,9名)に関わらず知覚の限界はおよそ2名程度であることが推定された。更に音声間の干渉による影響を見るため単独音声を複数音声の直前に提示する条件と結果を比較したところ,話者数が比較的多いときであっても,音響的干渉だけではなく,高次の処理効率が知覚限界を規定していることが示唆された。
収録刊行物
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- 日本音響学会誌
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日本音響学会誌 65 (1), 3-14, 2008
一般社団法人 日本音響学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681543076224
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- NII論文ID
- 110007008561
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- NII書誌ID
- AN00186234
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- ISSN
- 24322040
- 03694232
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- NDL書誌ID
- 9768165
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可