Reexamination of rating scales on the impressions of environmental sounds
-
- Miyakawa Masamitsu
- 京都大学大学院工学研究科環境工学専攻
-
- Aono Shoji
- 大阪大学大学院人間科学研究科
Bibliographic Information
- Other Title
-
- 環境音に対する印象の尺度構成に関する再検討
- カンキョウオン ニ タイスル インショウ ノ シャクド コウセイ ニ カンスル サイケントウ
Search this article
Description
本研究では,様々な環境音の印象を測定するための評価尺度を構成することを目的とした。1,027名を対象にアンケート調査を行い,音の印象を表す言葉を尋ねた。その結果,多くの人がうるささと趣に関する言葉を用いていることが分かった。被験者30名に,うるささ,趣について,様々な副詞を用いて7段階尺度と5段階尺度の各尺度値を評価してもらった。各副詞が表している程度についても尺度値を用いて評価してもらった。それらの結果をもとに,うるささ,趣それぞれについて7段階と5段階の順位尺度を構成した。最後に,環境音を被験者に呈示し,その印象を尺度上で評価してもらった。その結果,うるささについては7段階と5段階の尺度,趣については7段階の尺度が等間隔な間隔尺度とみなされた。更に,「うるさい」という言葉が表すうるささの程度は,L_<Aeq,15s>では約66〜68dBに相当することが分かった。
Journal
-
- THE JOURNAL OF THE ACOUSTICAL SOCIETY OF JAPAN
-
THE JOURNAL OF THE ACOUSTICAL SOCIETY OF JAPAN 58 (3), 151-164, 2002
Acoustical Society of Japan
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282681543792768
-
- NII Article ID
- 110003111257
-
- NII Book ID
- AN00186234
-
- ISSN
- 24322040
- 03694232
-
- NDL BIB ID
- 6088451
-
- Text Lang
- ja
-
- Data Source
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- Abstract License Flag
- Disallowed