書誌事項
- タイトル別名
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- Optimal timing of music insertion at end of speech in Japanese visual media productions
- エイゾウ サクヒン ニ オケル セリフ オワリ ニ フカ スル オンガク ノ サイテキ フカ ジテン
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抄録
<p>映画などの映像作品の制作時において台詞終わりに音楽を付加する際に,最適な音楽の付加時点を明らかにするための印象評定実験を行った。音楽の最適付加時点は,台詞直後の時点ではなく,「怒り」の感情を表した台詞では0.5秒前後,「愛」の感情を表した台詞では1秒前後,「悲しみ」の感情を表した台詞では1.5秒前後の「間」をおいてからの時点であった。同時に実施した台詞のインパクトの印象評定実験により,音楽付加のタイミングの良さと台詞のインパクトに高い相関があり,最適な時点で音楽を付加した場合に台詞のインパクトが最大になることが分かった。本研究により,台詞と音楽をつなぐための「間」の最適な長さが,「台詞の表す感情」ごとに異なることが分かった。</p>
収録刊行物
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- 日本音響学会誌
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日本音響学会誌 73 (2), 81-92, 2017
一般社団法人 日本音響学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681543884544
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- NII論文ID
- 130005875918
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- NII書誌ID
- AN00186234
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- ISSN
- 24322040
- 03694232
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- NDL書誌ID
- 027962955
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可