騒音の社会反応の測定方法に関する国際共同研究 : 日本語のうるささの尺度の構成

書誌事項

タイトル別名
  • International joint study on the meas urement of community response to noise : Construction of noise annoyance scale in Japanese
  • ソウオン ノ シャカイ ハンノウ ノ ソクテイ ホウホウ ニ カンスル コクサイ キョウドウ ケンキュウ ニホンゴ ノ ウルササ ノ シャクド ノ コウセイ

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説明

世界各地で行われる騒音に関する社会調査のデータを精度よく比較するためには, 異種の言語間で比較可能な騒音のうるささに関する尺度が必要である。筆者らはICBEN Team6が計画した国際共同研究の一環として, 我が国の4地域で20代から60代以上の1,102名の人々を対象として, 騒音のうるささに関する日本語の5段階の尺度を構成した。騒音のうるささの程度を表す21個の言葉を選び, どの言葉が最小のうるささから最大まで等間隔に並んでいるか, どの言葉が尺度カテゴリに好んで選ばれるか, 更に評価のばらつきが小さいかを検討し, 異種の言語間で比較可能な騒音のうるささに関する尺度の言葉として「非常に」, 「だいぶ」, 「多少」, 「それほど…ない」, 「まったく…ない」を選んだ。

収録刊行物

  • 日本音響学会誌

    日本音響学会誌 58 (2), 101-110, 2002

    一般社団法人 日本音響学会

被引用文献 (16)*注記

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参考文献 (20)*注記

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