Sensitization of Platinum Printing (2)
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- ビヨルンガルト ハルボア
- 千葉大学大学院自然科学研究科
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- 青木 直和
- 千葉大学大学院自然科学研究科
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- 小林 裕幸
- 千葉大学大学院自然科学研究科
抄録
プラチナプリントはアルコール添加により増感できる。シュウ酸鉄 (III) 塩水溶液に光照射すると、光還元されるため、紫外域のその吸収が減少する。この反応でシュウ酸鉄 (III) 塩がかなり消費された時点から380nm付近に吸収極大をもっ可視域にも広がるブロードなピークが成長してくる。アルコールを添加するとこのピーク発生が見られない。いくつかのアルコールで、増感を示すアルコール添加量と、このピーク発生を抑えられる最低のアルコール量が一致していることから、アルコールによる増感が380nm付近に吸収極大をもつ物質の発生を抑制することに起因していると考えられる。
収録刊行物
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- 日本写真学会誌
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日本写真学会誌 67 (Suppliment1), 64-65, 2004
社団法人 日本写真学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681547077376
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- NII論文ID
- 130004099249
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- ISSN
- 18845932
- 03695662
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可