リードレスペースメーカ既植え込み症例に対する周術期管理の1例

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書誌事項

タイトル別名
  • Perioperative management of a patient with a leadless pacemaker
  • 症例報告 リードレスペースメーカ既植え込み症例に対する周術期管理の1例
  • ショウレイ ホウコク リードレスペースメーカキウエコミ ショウレイ ニ タイスル シュウジュツキ カンリ ノ 1レイ

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説明

<p>　リードレスペースメーカとは静脈内リードのないペースメーカである。我が国ではMedtronic社MicraTM(Micra)が2017年から使用できるようになった。今回我々はMicra既植え込み症例の周術期管理の特徴を報告する。</p><p>　Micraは右室内に植え込まれるため体表所見では位置特定できない。我々は全身麻酔前にプログラミングヘッドを胸骨柄直上に置き発光ダイオード点灯色を指針に交信強度最強点を確認した。またMicraが交信で固定レート型心室ペーシングを行うことも確かめた。さらに経皮的ペーシング・除細動パッドを装着，致死性不整脈時には電気的治療できるようにした上で心室感知抑制型ペーシングを続行し，周術期管理を完遂した。</p>

収録刊行物

  • Cardiovascular Anesthesia

    Cardiovascular Anesthesia 23 (1), 93-96, 2019-08-01

    一般社団法人　日本心臓血管麻酔学会

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