ポジトロン断層法(PET)および単一光子断層法(SPECT)が切り拓【ひら】く分子イメージングと病態評価

  • 飯田 秀博
    国立循環器病研究センター研究所 画像診断医学部

書誌事項

タイトル別名
  • New trends in positron emission tomography and single photon emission computed tomography for molecular imaging
  • ポジトロン断層法(PET)および単一光子断層法(SPECT)が切り拓(ひら)く分子イメージングと病態評価
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説明

<p>ポジトロン断層法(PET)および単一光子断層法(SPECT)を使った画像診断では,生物学的および生化学的な機能を低侵襲に観察することができる.がんや循環器疾患,脳変性疾患をはじめ多くの医療に貢献し,さらに新規治療法の開発になくてはならない技術になりつつある.最も重要な特長は,標識化合物の体内動態を高感度でかつ定量的に計測できることである.病態評価だけではなく治療効果の予測や,治療法の有効性評価に利用される.撮像技術だけでなく機能画像の定量化に不可欠な基盤技術の標準化が現在の課題である.</p>

収録刊行物

  • 応用物理

    応用物理 81 (11), 898-904, 2012-11-10

    公益社団法人 応用物理学会

参考文献 (15)*注記

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