書誌事項
- タイトル別名
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- REDUCTION OF CAISSON EDGE PRESSURE IN COMPOSITE-TYPE BREAKWATER REINFORCED BY EMBANKMENT
説明
<p> 東日本大震災後,ケーソン背後に石を積み上げる腹付工が津波に対する既存の混成堤の補強方法として注目されている.実験や解析によって,石積みはケーソンの滑動を抑制し,基礎マウンドの支持力を増すことが確認されており,定量的な耐力評価方法も提案されている.一方,腹付工を設置した場合のケーソンへ作用する底面反力特性については十分には検討されていない.大きな端趾圧はケーソン端部を破損したり,マウンドを形成する石材を圧潰したりする恐れがあり,底面反力特性を把握しておくことは重要である.本研究では,腹付工を有する混成堤におけるケーソンの底面反力特性を遠心模型実験によって調べるとともに,過去に著者らが実施した実験結果も含めて検討し,腹付工による端趾圧の低減効果について明らかにした.また,単純化した計算モデルによって底面反力を推定できることも示した.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B3(海洋開発)
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土木学会論文集B3(海洋開発) 75 (2), I_415-I_420, 2019
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282752342993664
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- NII論文ID
- 130007724923
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- ISSN
- 21854688
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可