模型実験において鉱石モデルの揚鉱速度を計測するRFIDシステムの開発

  • 折田 清隆
    東京海洋大学 大学院海洋科学技術研究科海洋資源環境学専攻
  • 谷 和夫
    東京海洋大学 学術研究院海洋資源エネルギー学部門
  • 鈴木 亮彦
    (株)不動テトラ 地盤事業本部
  • 菅 章悟
    (株)不動テトラ 地盤事業本部
  • 田中 肇一
    (株)不動テトラ 地盤事業本部

書誌事項

タイトル別名
  • DEVELOPMENT OF RFID SYSTEM FOR MEASURING ORE MODEL VELOCITY IN LIFTING EXPERIMENT
  • モケイ ジッケン ニ オイテ コウセキ モデル ノ ヨウコウソクド オ ケイソク スル RFID システム ノ カイハツ

この論文をさがす

抄録

<p> 圧送性能と材料不分離性を両立するキャリア物質(粘性流体+粒状体)を循環させて鉱石を輸送することで,粗粒・高密度の鉱石を海底から海面まで揚鉱する方法が提案され,その模型実験装置が開発された.揚鉱性能の評価のために,不透明なキャリア物質中の鉱石モデルの移動状況を装置外から計測する必要がある.そのために,RFID(Radio Frequency Identification)を用いた計測方法を開発した.</p><p> 文献・聞き取り調査から実験にRFIDを適した選定した後,キャリア物質中などの揚鉱実験で想定される環境下でRFIDの交信が可能なこと,気中でのRFタグの移動速度が計測可能であることを確認した.そして,揚鉱実験を行って,RFIDを用いた揚鉱速度の計測をしたところ,粒状体がキャリア物質の揚鉱性能の向上に寄与することが分かった.</p>

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (1)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ