戦前・戦中期の勝田守一における他者あるいは他者と共にあることをめぐる問題

DOI Web Site

書誌事項

タイトル別名
  • Shuichi Katsuta's Thought on Co-Presence from Pre-war through Wartime
  • センゼン ・ セン チュウキ ノ カツタシュイチ ニ オケル タシャ アルイワ タシャ ト トモニ アル コト オ メグル モンダイ

この論文をさがす

抄録

<p> 本稿は、戦前・戦中期の勝田守一における他者あるいは他者と共にあることをめぐる思考を跡付け、その限界を画定することを目的とする。とくに「われとわれら」（1938年）に焦点をあて、また西田哲学と和辻倫理学を介することで、隔たりとしての他者と、また他者と共にあることをめぐる勝田の思考を検討する。このことで、その思考の中核に本来性への回帰の論理が見出されるとともに、他者の喪失にいたる限界点があかるみにだされる。</p>

収録刊行物

  • 教育学研究

    教育学研究 85 (3), 283-295, 2018

    一般社団法人 日本教育学会

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ