トランプのルールを応用したゲーミング・シミュレーションによる社会的課題の理解
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- 杉浦 淳吉
- 慶應義塾大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Applying Card Games To Understand Social Problems
抄録
<p>トランプによるカードゲームはシンプルなカード構成で様々なルールが存在する.そのルールによって現実の様々な問題構造を表現することができる.例としてダウトは嘘をついたりそれを見抜いたりする必要性がルールで表現されている.そこでトランプゲームの応用方法を提示し,社会的課題の理解について検討した.「大富豪」は階層間格差を表現しているが,多様なオプションルールのどれを採用するかはプレーヤー間の合意形成の課題として理解できる.「ベーシックラミー」のルールを応用し,食材を組み合わせて料理を完成させる学習ゲームを開発・実践し,食材の組み合わせにおける合意形成課題として発展させた.「99」のカードの数字を足し合わせながら一定数を超えたら負けというルールを用い,合計値をプレーヤー全員で復唱する際の緊張感を環境問題の切迫感と位置づけた.トランプゲームをプレーヤーが社会の仕組みを捉え理解するツールとして活用する方法とその普及について考察した.</p>
収録刊行物
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- シミュレーション&ゲーミング
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シミュレーション&ゲーミング 24 (1), 11-21, 2016-03-30
NPO法人 日本シミュレーション&ゲーミング学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282752357092608
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- NII論文ID
- 130007740839
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- ISSN
- 24340472
- 13451499
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可