書誌事項
- タイトル別名
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- Crime Prediction of Refund Scams at Unmanned ATMs
- Focusing on Environmental Settings of Unmanned ATMs and Repeatability of Crime
- ATMの設置環境と犯罪の反復性に着目して
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説明
<p>特殊詐欺の一種である還付金等詐欺では,被害者が自治体や税務署職員を装った詐欺実行犯に税金の還付があるなどといわれ,ATMに誘導され犯人の口座に送金してしまうケースが多い.そのため,誘導されるリスクの高いATMを特定し,警察に警戒を促すことが有効な対策となりうる.本研究では,被害者が誘導されやすいATMの特性を明らかにし,ATMごとの詐欺誘導の発生リスクを予測するモデルを構築する.特に,ATMのおかれた物理的・社会的環境と反復被害に着目し,環境犯罪学の知見に基づき変数を設定しながら,過去のデータを用いてリスク要因を検討した.結果をもとに予測モデルを構築し,直近のデータに適用して予測精度を検証した.最後に,予測モデルの含意について議論した.</p>
収録刊行物
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- 都市計画論文集
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都市計画論文集 54 (3), 780-787, 2019-10-25
公益社団法人 日本都市計画学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282752358445824
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- NII論文ID
- 130007742082
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- ISSN
- 21850593
- 09160647
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可