カルシウム系吸着材のヒ酸吸着能に及ぼすケイ酸の影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of silicic acid on arsenate adsorption performance of calcium-based adsorbents
抄録
<p>汚染水からのヒ素除去やヒ素汚染土壌の不溶化を目的としたヒ素吸着材として、マグネシウム(Mg)系及びカルシウム(Ca)系吸着材が期待されている。しかしながら、ヒ素汚染水中にケイ酸が共存している場合、Mg系吸着材に関しては、そのヒ素吸着能がケイ酸によって著しく低下させることが既往の研究によって報告されており、Ca系吸着材に関しても同様のヒ素吸着能の低下が懸念された。そこで、本研究では、Ca系吸着材(酸化カルシウムCaO及び水酸化カルシウムCa(OH)2)を対象とし、模擬ヒ素汚染水としてケイ酸を共存させたヒ酸溶液を用いたヒ酸除去試験を実施し、Ca系吸着材のヒ酸吸着能に及ぼすケイ酸の影響を実験的に検討した。その結果、ケイ酸の存在はCa系吸着材のヒ素吸着能を向上させることが明らかになった。</p>
収録刊行物
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- 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
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廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 30 (0), 487-, 2019
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282752371297152
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- NII論文ID
- 130007749007
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可