エリンギ栽培における脱脂米ヌカ・小麦全粒粉併用の有用性

  • 奥田 康仁
    一般財団法人日本きのこセンター 菌蕈研究所 〒689-1125 鳥取県鳥取市古郡家211
  • 大内 功男
    国際飼料工業株式会社 〒651-2137 兵庫県神戸市西区玉津町出合329
  • 村上 重幸
    一般財団法人日本きのこセンター 菌蕈研究所 〒689-1125 鳥取県鳥取市古郡家211

書誌事項

タイトル別名
  • Combined application of defatted rice bran and wheat meal in <i>Pleurotus eryngii</i> cultivation
  • エリンギ サイバイ ニ オケル ダッシ コメヌカ ・ コムギ ゼン リュウフン ヘイヨウ ノ ユウヨウセイ

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説明

米ヌカは様々な用途に用いられるが,集荷コストを要し,保存性が低く,扱いづらいことから脱脂米ヌカによる代替をエリンギ栽培において試みた.しかし,その収量性は対照区と比較して低下することが分かった.そのため,小麦全粒粉と脱脂米ヌカを用いてその収量性や子実体各部位の形態を比較した結果,米ヌカを脱脂米ヌカで100%代替しても対照区と同等,さらには脱脂米ヌカの配合割合を減らすことで増収をもたらすことが分かった.これらのことからエリンギ栽培において米ヌカの代替として小麦全粒粉と脱脂米ヌカの併用が有効である.

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