書誌事項
- タイトル別名
-
- Disinfectants: Practices and Background Knowledge
- ショウドクヤク 、 ソノ ジッセン ト キソ チシキ
この論文をさがす
説明
<p>感染制御において,消毒薬の適正使用は極めて重要である.消毒薬の効果に影響を与える因子として「濃度」「温度」「時間」が挙げられる.スポルディングの器具分類は器材の感染リスクに基づき,クリティカル,セミクリティカル,ノンクリティカルの3種類のカテゴリーに分けるものである.消毒薬は,そのスペクトルや生体毒性に応じて高水準消毒薬,中水準消毒薬,低水準消毒薬に分けられる.適切に消毒を行うためには,消毒薬の特徴,被消毒物品の特徴を理解し,「濃度」「温度」「時間」を意識して消毒薬を使用する必要がある.ICT担当者は,速乾性手指消毒薬の配置及び石鹸・流水による手洗いとの区別,消毒薬の噴霧,経管栄養セットの消毒,カテーテル関連血流感染症(Catheter Related Blood Stream Infection, CRBSI)予防のための消毒薬,血液培養採取時の消毒薬などを常にチェックし,消毒薬の適正使用を推進することが求められる.</p>
収録刊行物
-
- 日本環境感染学会誌
-
日本環境感染学会誌 32 (6), 330-336, 2017-11-25
一般社団法人 日本環境感染学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282763010303488
-
- NII論文ID
- 130006744381
- 40021499612
-
- NII書誌ID
- AA12313188
-
- ISSN
- 18832407
- 1882532X
-
- NDL書誌ID
- 028894224
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可