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- 神宮 英夫
- 金沢工業大学・心理情報学科
書誌事項
- タイトル別名
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- 6. Relation between smell and affection : possibility of behavior improvement
- 香りと情意との関係 : 行動改善効果の可能性
- カオリ ト ジョウイ ト ノ カンケイ : コウドウ カイゼン コウカ ノ カノウセイ
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説明
香りによって行動が改善される可能性を明らかにするために、情意との関係を考えた3つの研究を紹介する。これらは、認知症の高齢者への音楽療法と徘徊を抑える試み、および言語治療場面の研究である。各々の研究において、香りの強さは、刺激閾から認知閾程度の弱いものを使用したが、弱い香りにおいても行動改善の効果が認められた。このことから、認知症の高齢者や赤ちゃんなどのように、言語によるコミュニケーションが難しい場合に、官能評価以外で香りの効果を評価する方法として、行動変化を利用できる可能性が示唆された。
収録刊行物
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- 日本味と匂学会誌
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日本味と匂学会誌 19 (2), 157-162, 2012
日本味と匂学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763012269952
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- NII論文ID
- 110009553678
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- NII書誌ID
- AA11426393
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- ISSN
- 24241326
- 13404806
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- NDL書誌ID
- 024119957
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可