Chemosensory responses of fishes to amino acids

  • SHOJI Takayuki
    Laboratory of Pharmaceutics, Division of Pharmacobiodynamics, Graduate School of Pharmaceutical Sciences, Hokkaido University

Bibliographic Information

Other Title
  • 魚類化学感覚器のアミノ酸に対する応答(味覚と食性4)
  • 魚類化学感覚器のアミノ酸に対する応答
  • ギョルイ カガク カンカクキ ノ アミノサン ニ タイスル オウトウ

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Abstract

魚類の味覚器は多種類のアミノ酸をきわめて低濃度から受容する。また、陸生動物とは異なり、魚類の嗅覚器はアミノ酸に対してきわめて高い感受性を持っている。アミノ酸は魚類化学感覚器にとっての最大の刺激物質であると言える。このアミノ酸受容は、餌を探したりその餌を摂取するかどうかを判断したりする食行動だけでなく、逃避行動や生殖行動においても重要な役割を果たしていることがわかっている。さらに、アミノ酸はサケが母川へ帰る際のニオイの指標になっている可能性もあることがわかった。

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