新興国で進むスマートペイメントに関する調査

書誌事項

タイトル別名
  • A Survey on Smart Payment in Emerging Countries

説明

電子決済はスマートソサエティの基盤を成す重要な要素である.リテールの決済データは個人の家計や消費傾向を表すパーソナルデータである.データポータビリティによって個人は自らの金融データを自分自身のために収集・集約・利用し得るようになるだろう.スマートソサエティの検討に向けて,本稿では新興国における電子決済サービスについて調査する.新興国では送金の需要がある反面で,銀行口座の保有率の低さや,銀行の実店舗やATMへのアクセスの困難さがあったことで,2000年代にSMSを用いたモバイル決済が普及した.世界銀行によると,これらの国ではモバイルでのP2P取引に加えてG2P取引が普及している.今日ではA2A取引も登場し始めている.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282763013401344
  • NII論文ID
    130007381848
  • DOI
    10.11497/jasmin.2018s.0_71
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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